森林は木材の生産に加え、県土に豊かな水を育み、土砂災害から県民の生命・財産を守り、また、二酸化炭素の吸収源として地球温暖化防止に寄与するなど、私たちの生活にうるおいと安らぎを与えています。
しかしながら、本県の森林・林業は、県産材の生産量がやや回復傾向にあるものの、森林所有者の経営意欲の低迷、木材の生産・流通構造の改革の遅れなど、引き続き厳しい状況にあります。
このような中、森林事業は、分収造林事業や林業担い手センターの活動、林業カレッジの運営等の森林特定事業、県営林や有峰森林、とやまの森づくりサポートセンター運営等の森林受託事業、林業人づくり基金を活用した各種事業を効率的、効果的に実施しています。