保全活動地区紹介
南砺市 五箇山(ごかやま)
世界遺産の守り人
「世界遺産・五箇山棚田コーリャク隊」
- 市町村名
- 南砺市(旧平村・上平村・利賀村)
- 地域振興立法指定状況
- 山村振興、特定農山村、過疎地域
- 地区名
- 五箇山地区
- 集落活動の団体名と代表者名
- 『みんなで農作業の日』in五箇山実行委員会 奥野達夫
- 集落数
- 52集落
- 農家戸数
- 168戸
- 水田面積
- 207ha
- 地区の標高
- 400~500m
- 水源
- 営農方式
- 農業公社受託
- 地区の現況
- 市南部、石川・岐阜の県境に位置する本地区は、急峻な山々に囲まれ、冬場の積雪が3mにも達する等、地理的・自然的条件が不利なことから、後継者不足や耕作放棄地の増加、地域活力の低下等の問題を抱えている。
このため、平成12年から、7・8月の1日を「みんなで農作業の日」とし、地域住民一人ひとりが将来の農業のあり方を考える機会として、地域のみんなが協力して耕作放棄地の復旧等に取り組んでいる。 - 地区の活動状況
- 本地区では、過疎化・高齢化や耕作条件不利性から荒廃の危機に直面している五箇山の農地・景観の保全を図るため、「世界遺産・五箇山棚田コーリャク隊」を結成し、ボランティア活動(特典付き)により世界遺産・相倉合掌造り集落等での棚田保全活動や収穫作業支援等を実施している。
※「コーリャク」とは手伝う、助けるという意味の方言。