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富山の主要樹木

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ウコギ科
エゴノキ科
カエデ科
カバノキ科
クスノキ科
クルミ科
クロウメモドキ科
シナノキ科
スイカズラ科

スギ科
ツツジ科
ツバキ科
トチノキ科
ニレ科
ハイノキ科
バラ科
ヒノキ科
ブナ科
マツ科
マンサク科
ミカン科
ミズキ科
モクセイ科
モクレン科
モチノキ科
ヤナギ科
リョウブ科
コシアブラ
エゴノキ
イタヤカエデ ウリハダカエデ コハウチワカエデ ハウチワカエデ ヤマモミジ
アカシデ イヌシデ ウダイカンバ クマシデ ケヤマハンノキ シラカバ ミズメ
オオバクロモジ
サワグルミ

ケンポナシ
シナノキ
タニウツギ ミヤマガマズミ

スギ
ネジキ ヤマツツジ
ナツツバキ ヒサカキ ユキツバキ
トチノキ
ケヤキ
タンナサワフタギ
アズキナシ ウワミズザクラ オオシマザクラ キンキマメザクラ モミジイチゴ ヤマザクラ
アスナロ
ウラジロガシ クリ コナラ ブナ ミズナラ
アカマツ
マルバマンサク
カラスザンショウ
ヒメアオキ ミズキ ヤマボウシ
マルバアオダモ
ホオノキ
アオハダ ソヨゴ
ヤマナラシ
リョウブ

樹 木 科 名 葉・樹高 特徴など 備 考
アオハダ
(青膚)
モチノキ科 落葉
小高木
葉は長枝では互生、短枝では束生し、広卵型で膜質である。葉の縁には浅い鋸歯がある。樹皮は灰白色で薄く、爪で簡単に剥がれ、緑色の内皮が現れる。  
アカシデ
(赤四手)
カバノキ科 落葉
高木
葉は互生し、先端が尾状に伸びて尖る。葉脈は裏面に突出する。若葉は赤色で目立つ。幹は肥大成長が均等に行われないため凸凹になる。  
アカマツ
(赤松)
マツ科 常緑
高木
冬芽の鱗片は赤褐色。富山では山地帯に多い。  
アスナロ
(翌檜)
ヒノキ科 常緑
高木
別名アテ、ヒバ(桧葉)。日本固有種。
樹皮は、薄く捲れあがるように剥がれる。
葉はヒノキより大きくて厚く、鱗片状で十字対生。葉の表面は緑色で光沢があり、裏面は白い気孔帯が目立つ。ヒノキは細く白い「Y」の文字に見え、アスナロは漢字の「小」又はカタカナの「ハ」が二つ重なったように見える。
 
アズキナシ
(小豆梨)
バラ科 落葉
高木
葉に規則正しい波状の構造がある。葉には10〜13対の等間隔な側脈があり、別名「はかりのめ」の由来。葉の縁は重鋸歯。
樹皮は小さく縦に割れ目が入る。
枝は紫色を帯び、皮目が目立つ。
ナナカマドの仲間で、春に白い花を咲かせ、秋には赤い小さなアズキほどの果実を付ける。
 
イタヤカエデ
(板屋楓)
カエデ科 落葉
高木
葉は手のひら状に5〜9つに浅く〜中程まで裂ける。葉縁は全縁(縁にギザギザが無い)。葉の表面は無毛。  
イヌシデ
(犬四手)
カバノキ科 落葉
高木
葉は両面ともに寝た毛(伏毛)が多く、表面には光沢がない。側脈が突き抜けた鋸歯は高く、1〜4つの低い鋸歯がある。すべての鋸歯が芒状(先端が伸びて尖る)が特徴の1つ。  
ウダイカンバ
(鵜松明樺)
カバノキ科 落葉
高木
肥沃で日当たりの良い場所を好む。葉は広い卵形で先が尖り基部は心型、縁には長い針状のギザギザがある。別名マカバ。シラカバに比べ樹皮の色がやや灰色がかっている。  
ウラジロガシ
(裏白樫)
ブナ科 常緑
高木
樹皮は灰色でなめらか。
葉はやや薄く、葉の縁は波打っている。小型で鋭い鋸歯があり、名のとおり葉の裏は白く、小さな絹毛が散生しロウ物質を分泌している。開花の翌年にドングリを付ける。
葉や小枝は胆石、腎石、尿路結石症などの民間治療薬に用いられている。
 
ウリハダカエデ
(瓜膚楓)
カエデ科 落葉
高木
若木の樹皮は緑色で縦に濃緑色の筋が入っている。成木ではコルク質が発達し白褐色〜褐色となるが、樹皮の割れ目の形は若木の時のイメージが残っている。葉はカエデの仲間では大きく、長さ10〜15pで質はやや厚い。  
ウワミズザクラ
(上溝桜)
バラ科 落葉
高木
日当たりが良く、やや土壌水分が多い場所によく見られる。花は白い5弁の小花を長さ10pの穂に多数総状につける(総状花序)。葉は長さ6〜9p、幅3〜5pの楕円形で先が急に細くなり、縁には鋸歯がある。葉柄基部に密線。樹皮は横に長い皮目が目立つ。  
エゴノキ
(野茉莉)
エゴノキ科 落葉
高木
葉は両端の尖った楕円形で互生。枝の先端に房状に白い花を下向きに多数つけ、芳香がある。果皮にサポニンを多く含み、石鹸としての利用や麻酔効果がある。  
オオシマザクラ
(大島桜)
バラ科 落葉
高木
樹皮は暗灰褐色で横に長い皮目が目立つ。
葉は無毛で、托葉(葉の付け根にある葉状や突起状の構造物)がある。葉縁は深く鋭い鋸歯または不整の重鋸歯。緑色の葉が白い花とほぼ同時にでる。
若葉を塩漬けにするとクマリンの芳香を放つようになり、桜餅を包むのに利用。
ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンの雑種。
 
オオバクロモジ
(大葉黒文字)
クスノキ科 落葉
低木
クロモジの変種で、葉が大きめ。日本海側に分布。
樹皮には、暗褐色で黒い斑点があり、樹皮・枝・葉には香気がある。枝からは爪楊枝が作られる。
葉は枝先に集まって互生し、表は深緑色、裏は帯白色で主脈上には伏した絹毛がある。
葉と同時に小枝の節に散形花序を出して、淡黄緑色の花を多数つける。
 
カラスザンショウ
(烏山椒)
ミカン科 落葉
高木
茎には大きな棘(とげ)がある。成木に成長しても樹皮には棘の後が残る。樹皮は灰褐色。葉は奇数羽状複葉で互生し、小葉は19〜31枚あり、側小葉は長楕円形または被針状長楕円形で表面は濃緑色、裏面は粉白緑色。葉縁は低い鈍鋸歯、先端は細長く鋭尖頭。  
キンキマメザクラ
(近畿豆桜)
バラ科 落葉
小高木
葉は両面に毛を散生し表面には光沢がなく、先端は尾状に尖り、縁は鋸歯の中に鋸歯がある二重鋸歯。葉柄には上面に斜上する毛がある。
小型の花を葉の展開と同時か葉より先に下向きに付け、萼筒(萼片が癒合し、筒型や皿形になった部分)部が細長いのが特徴。
 
クマシデ
(熊四手)
カバノキ科 落葉
高木
シデの仲間では葉が一番細身で葉脈がはっきりしていて数も20〜24対と多く、きれいに並んでいて裏面にとび出ている。先端が鋭く尖る。葉は互生し、縁には重鋸歯がある。  
クリ
(栗)
ブナ科 落葉
高木
シバグリ。葉縁の針状の突起は緑。  
ケヤキ
(欅)
ニレ科 落葉
高木
枝は、ほうき状に広がって幹の上方に美しい大きな樹幹を作る。葉は長楕円形・卵状被針形で左右非対称。  
ケヤマハンノキ
(毛山榛の木)
カバノキ科 落葉
高木
葉は互生し、葉身は広楕円形または円形で、縁に浅い欠刻状の重鋸歯がある。葉裏の脈上には毛が密生する。
樹皮はなめらかで灰色の横長の皮目が目立つ。
 
ケンポナシ
(玄圃梨)
クロウメモドキ科 落葉
高木
樹皮は褐色でワニ皮より細かく縦横に浅く裂け鱗片状に見える。
茶色の果柄(花と枝をつなぐ部分)と果実には薬用成分が含まれており、煎じて飲めば二日酔いに効く。
 
コシアブラ
(漉油)
ウコギ科 落葉
高木
葉は5枚の小葉からなる掌状複葉で、やや倒卵形、基部には短い柄がある。樹肌は白い。新芽・葉はウドの香りを持ち食用になる。  
コナラ
(小楢)
ブナ科 落葉
高木
ドングリの木。標高600m以下の丘陵帯に多い。葉は長楕円型で縁にとがった部分がある。葉柄は1p程度。樹皮には縦に裂け目がある。  
コハウチワカエデ
(小羽団扇楓)
カエデ科 落葉
高木
葉の形は整っており、やや堅い。葉は7〜11に中裂するが、9つに分かれているものが多い。葉柄は葉身の2分の1より長い。若葉では両面に毛が多いが、成葉では裏面の脈上にのみ毛があるほかは無毛で葉柄には毛が目立つ。当年枝には軟毛があり、前年枝にも毛が残るのが普通。  
サワグルミ
(沢胡桃)
クルミ科 落葉
高木
別名カワグルミ(川胡桃)、フジグルミ(藤胡桃)。
大きな葉は、奇数羽状複葉で長さ20〜30p。側小葉は4対から10対で葉軸には軟毛が密生する。淡黄緑色の単性花を密生した尾状の花序を垂らす。
 
シナノキ
(科木)
シナノキ科 落葉
高木
葉はゆがんだ心形で、左右不同。先端は長く伸びて尖る。表面は無毛、裏面は脈腋(葉の主脈と側脈の分岐する部部の腋)に軟らかい毛が密集しているが、その他は無毛。縁には鋭い鋸歯がある。  
シラカバ
(白樺)
カバノキ科 落葉
高木
枝は多岐に別れて伸び、卵形の樹幹を形成する。外皮は薄く、黄色みを帯びた白色で光沢があり、紙状に剥がれる。葉は対生して生え、卵状菱形または三角状広卵形で周囲は鋸葉状。  
スギ
(杉)
スギ科 常緑
高木
大半は植栽木であるが、富山県では天然スギの分布も見受けられる。
富山県にはタテヤマスギ、ボカスギ、マスヤマスギ、カワイダニスギ、ミオスギ、リョウワスギなどが植えられている。
 
ソヨゴ
(冬青)
モチノキ科 常緑
小高木
葉は単葉で互生。葉身は卵状楕円形。葉の表面は濃緑色で光沢があり、裏面は淡緑色。葉縁は全縁で大きな波状。葉先は尖鋭頭。側脈は不明瞭。果実は球形で赤く熟し、4p程の長い果柄があり垂れ下がる。  
タニウツギ
(谷空木)
スイカズラ科 落葉
低木
樹皮は灰褐色で縦に裂けて剥がれる。
葉は単葉で対生、表面は緑色で毛は葉脈上に散生、裏面は胚緑色で毛が密生する。葉縁は微細な鋸歯があり、葉先は尾状の急鋭尖頭。
枝先や上部の葉腋に散房花序をだし、淡紅色〜紅色でロート形の花を多数つける。
 
タンナサワフタギ
(耽羅沢蓋木)
ハイノキ科 落葉
低木
タンナとは朝鮮半島南部の済州島のこと。
樹皮は灰褐色で薄く剥がれる。
葉は互生で、広倒卵形で先端は急に細く伸び尾状。鋸歯は鋭く、先端はやや内側に曲がる傾向。裏面の脈上に毛がある。
本年枝の先から円錐花序をだして白い花を多数つける。果実は藍黒色。
 
トチノキ
(栃の木)
トチノキ科 落葉
高木
水気を好み、谷筋に多い。葉柄は長く、その先に倒卵形の小葉を掌状につけ(掌状複葉)、全体の長さは50pになる。   
ナツツバキ
(夏椿)
ツバキ科 落葉
高木
別名はシャラノキ(娑羅の木)。
成木は樹皮が剥がれ、つるつるで灰白色や赤褐色の大きな斑点になる。
葉はやや厚く葉柄があり互生し、倒卵形または楕円形である。さきは短く尖り、縁には低い鋸歯がある。葉の付け根から柄を出し、大きな白い花を開く。
 
ネジキ
(捩木)
ツツジ科 落葉
小低木
幹がねじれている。花は白色、筒形で一列に並んで下向きに咲く。  
ハウチワカエデ
(羽団扇楓)
カエデ科 落葉
高木
別名をメイゲツカエデという。
若葉には両面とも白毛があるが、成長すると裏面の葉脈と基部以外は無毛になる。葉形は掌状浅裂で葉柄の先から数本の脈をもった葉が9〜11の浅い切れ込みを持つ。
 
ヒサカキ
(姫榊)
ツバキ科 常緑
小高木
樹皮は灰色で外皮は浅く縦裂する。
葉には短い柄があり互生し、縁は鈍い鋸歯がある。葉の先端は窪んでいて鋭頭。
葉の付け根に小さな白花を束生し、下向きに開く。
 
ヒメアオキ
(姫青木)
ミズキ科 常緑
低木
アオキの変種で、北海道・日本海側の多雪地帯に分布。
アオキに比べ葉は小型で厚く光沢がある。鋸歯は浅く鈍い。長楕円形で先端は鈍く尖っている。対生、若葉の葉柄に微毛がある。枝の先ではやや輪生になる。枝は青い。果実は赤く熟する。
花は紫褐色で、付き方は「穂状花序(すいじょうかじょ)」で花軸に柄のない花が多数ついて、家宝についた花から開花する。
 
ブナ
(山毛欅)
ブナ科 落葉
高木
山地帯上部に分布。葉は楕円形で、薄くてやや固め、縁は波打っている。葉裏の葉脈上にのみ毛あり。側脈は7〜11対。樹皮は灰白色できめが細かく、よく地衣類などがついて独特の模様に見える。  
ホオノキ
(朴の木)
モクレン科 落葉
高木
葉は輪生(茎の同じ高さから3枚以上の葉がでるもの)状に互生(葉が位置をずらして様々な方向にでること)し大きく、長さ20p以上になる。花も大型で芳香がある。大きな葉が枝先に集中。適潤で肥沃な林地を好む。  
マルバアオダモ
(丸葉青だも)
モクセイ科 落葉
小高木
葉は奇数羽状複葉で対生。3〜7枚の小葉がある。幼木の小葉は丸みがあるが成長すると細長く先端が尖る傾向があり鋸歯はなく、ほとんどが波うっている。葉の中軸と裏面の中脈には白毛がある。
枝を切って水に漬けると青く染まる。
枝の先に白い花の集まった円錐花序をつける。
 
マルバマンサク
(丸葉満作)
マンサク科 落葉
小高木
日本海側に分布するマンサクは、葉の上半分が半円形をしている変種でマルバマンサクという。葉は互生で短い葉柄がある。  
ミズキ
(水木)
ミズキ科 落葉
高木
陽樹系樹種。葉は側脈が平行に走り、全縁で波状になり葉先は尖っている。大枝は幹に輪生し、放射状に展開するので、階段状の特異な樹型を示す。  
ミズナラ
(水楢)
ブナ科 落葉
高木
ドングリの木。標高600m以上の山地帯上部に多い。葉はつやのない緑でコナラよりももっと波打つようなはっきりした鋸歯ががある。葉柄は0.3p程度。  
ミズメ
(水目)
カバノキ科 落葉
高木
別名アズサ(梓)、ヨグソミネバリ。
枝や樹皮にはサルチル酸メチル(鎮痛剤のサロメチール)の臭いがする。
葉は長枝に互生し、短枝に2枚ずつ束生する。葉は卵形で、基部は円形から浅い心形、側脈10〜14対で長い毛がはえる。縁には顕著な重鋸歯がある。
 
ミヤマガマズミ
(深山莢迷)
スイカズラ科 落葉
低木
葉の表面は普通無毛でやや光沢がある。葉の先が尾状に伸びて急に鋭く尖り、葉柄や葉脈に長い絹毛が散生している。
枝の先に散房花序をだし、白い花を多数つける。
 
モミジイチゴ
(紅葉苺)
バラ科 落葉
低木
別名をキイチゴ。(初夏にオレンジ色の甘酸っぱくて美味しい実がなる)
葉が3〜5裂して、モミジの葉に似ている。
葉腋に下向きに白い花を1つ付ける。
上向きの長い葉柄や茎に棘がある。
 
ヤマザクラ
(山桜)
バラ科 落葉
高木
樹皮は褐色でときに紫色をおび、横長の目立つ皮目が多数平行にできる。新しい枝は赤みが強い。葉は互生し、1.5p程の葉柄あり。葉身は狭楕円形あるいは倒卵形、先は尾状に伸び、基部は円形あるいは広いくさび状で、縁には単または重鋸歯がある。葉の両面とも無毛で、裏面は白色をおびる。柄の上部表面側に1対の赤色の密腺がある。  
ヤマツツジ
(山躑躅)
ツツジ科 半落葉
低木
葉は両面に伏した長い毛が散生し、特に裏面の脈上には扁平な毛が密生する。単葉で互生し、枝の先端に輪生に集まる。葉先は鋭頭。夏秋葉は、春葉より小型で多くは冬を越す。  
ヤマナラシ
(山鳴らし)
ヤナギ科 落葉
高木
別名をハコヤナギ(箱柳)。
樹皮は緑白色で、老木はそろばん状の裂け目がある。
葉は葉柄が長く、しかも葉柄の断面は縦に長く横幅が狭いため、左右に揺れやすい。また、葉と葉柄の境目に3つ前後の蜜腺がある。
 
ヤマボウシ
(山法師)
ミズキ科 落葉
高木
葉は下降ぎみに対生し、卵型楕円形で先が尖り赤みを帯びることが多い。側脈は4〜5個で葉の縁に添うように曲がっている。初夏の頃に球形の頭状花序の集合花を咲かせ、4枚の白色の総苞(そうほう:花序の基部にある複数の苞の集合体)に囲まれている。  
ヤマモミジ
(山紅葉)
カエデ科 落葉
高木
葉は枝に対生で枝の一つ節に左右に向かい合って付く。葉の形は、掌状中裂といい、葉柄の先から数本の脈をもった葉が、7〜9の切れ込みを持つ。葉の縁の形は、裂片は鋸歯でギザギザになる。  
ユキツバキ
(雪椿)
ツバキ科 常緑
低木
日本海側の雪の多い山地に野生する。雪圧で枝が横に這い、ヤブツバキと比較すると花が小さい、葉柄が短く毛がある、葉は鋭鋸歯で薄く光沢があり細脈まで透けて見えるなどの違いがある。  
リョウブ
(令法)
リョウブ科 落葉
小高木
幹は樹皮がはがれ落ちて滑らかな茶褐色。枝が輪生状につき特徴のある樹形となる。葉は枝先に集まって互生し、倒被針形で長さ8〜13p。先は鋭くとがり、縁に鋸歯がある。  


カエデ科
樹 木 科 名 葉・樹高 特徴など 備 考
イタヤカエデ
(板屋楓)
カエデ科 落葉
高木
葉は手のひら状に5〜9つに浅く〜中程まで裂ける。葉縁は全縁(縁にギザギザが無い)。葉の表面は無毛。  
ウリハダカエデ
(瓜膚楓)
カエデ科 落葉
高木
若木の樹皮は緑色で縦に濃緑色の筋が入っている。成木ではコルク質が発達し白褐色〜褐色となるが、樹皮の割れ目の形は若木の時のイメージが残っている。葉はカエデの仲間では大きく、長さ10〜15pで質はやや厚い。  
コハウチワカエデ
(小羽団扇楓)
カエデ科 落葉
高木
葉の形は整っており、やや堅い。葉は7〜11に中裂するが、9つに分かれているものが多い。葉柄は葉身の2分の1より長い。若葉では両面に毛が多いが、成葉では裏面の脈上にのみ毛があるほかは無毛で葉柄には毛が目立つ。当年枝には軟毛があり、前年枝にも毛が残るのが普通。  
ハウチワカエデ
(羽団扇楓)
カエデ科 落葉
高木
別名をメイゲツカエデという。
若葉には両面とも白毛があるが、成長すると裏面の葉脈と基部以外は無毛になる。葉形は掌状浅裂で葉柄の先から数本の脈をもった葉が9〜11の浅い切れ込みを持つ。
 
ヤマモミジ
(山紅葉)
カエデ科 落葉
高木
葉は枝に対生で枝の一つ節に左右に向かい合って付く。葉の形は、掌状中裂といい、葉柄の先から数本の脈をもった葉が、7〜9の切れ込みを持つ。葉の縁の形は、裂片は鋸歯でギザギザになる。  


カバノキ科
樹 木 科 名 葉・樹高 特徴など 備 考
アカシデ
(赤四手)
カバノキ科 落葉
高木
葉は互生し、先端が尾状に伸びて尖る。葉脈は裏面に突出する。若葉は赤色で目立つ。幹は肥大成長が均等に行われないため凸凹になる。   
イヌシデ
(犬四手)
カバノキ科 落葉
高木
葉は両面ともに寝た毛(伏毛)が多く、表面には光沢がない。側脈が突き抜けた鋸歯は高く、1〜4つの低い鋸歯がある。すべての鋸歯が芒状(先端が伸びて尖る)が特徴の1つ。  
ウダイカンバ
(鵜松明樺)
カバノキ科 落葉
高木
肥沃で日当たりの良い場所を好む。葉は広い卵形で先が尖り基部は心型、縁には長い針状のギザギザがある。別名マカバ。シラカバに比べ樹皮の色がやや灰色がかっている。  
クマシデ
(熊四手)
カバノキ科 落葉
高木
シデの仲間では葉が一番細身で葉脈がはっきりしていて数も20〜24対と多く、きれいに並んでいて裏面にとび出ている。先端が鋭く尖る。葉は互生し、縁には重鋸歯がある。  
ケヤマハンノキ
(毛山榛の木)
カバノキ科 落葉
高木
葉は互生し、葉身は広楕円形または円形で、縁に浅い欠刻状の重鋸歯がある。葉裏の脈上には毛が密生する。
樹皮はなめらかで灰色の横長の皮目が目立つ。
 
シラカバ
(白樺)
カバノキ科 落葉
高木
枝は多岐に別れて伸び、卵形の樹幹を形成する。外皮は薄く、黄色みを帯びた白色で光沢があり、紙状に剥がれる。葉は対生して生え、卵状菱形または三角状広卵形で周囲は鋸葉状。   
ミズメ
(水目)
カバノキ科 落葉
高木
別名アズサ(梓)、ヨグソミネバリ。
枝や樹皮にはサルチル酸メチル(鎮痛剤のサロメチール)の臭いがする。
葉は長枝に互生し、短枝に2枚ずつ束生する。葉は卵形で、基部は円形から浅い心形、側脈10〜14対で長い毛がはえる。縁には顕著な重鋸歯がある。
 


スイカズラ科
樹 木 科 名 葉・樹高 特徴など 備 考
タニウツギ
(谷空木)
スイカズラ科 落葉
低木
樹皮は灰褐色で縦に裂けて剥がれる。
葉は単葉で対生、表面は緑色で毛は葉脈上に散生、裏面は胚緑色で毛が密生する。葉縁は微細な鋸歯があり、葉先は尾状の急鋭尖頭。
枝先や上部の葉腋に散房花序をだし、淡紅色〜紅色でロート形の花を多数つける。
 
ミヤマガマズミ
(深山莢迷)
スイカズラ科 落葉
低木
葉の表面は普通無毛でやや光沢がある。葉の先が尾状に伸びて急に鋭く尖り、葉柄や葉脈に長い絹毛が散生している。
枝の先に散房花序をだし、白い花を多数つける。
 

ツツジ科
樹 木 科 名 葉・樹高 特徴など 備 考
ネジキ
(捩木)
ツツジ科 落葉
小低木
幹がねじれている。花は白色、筒形で一列に並んで下向きに咲く。  
ヤマツツジ
(山躑躅)
ツツジ科 半落葉
低木
葉は両面に伏した長い毛が散生し、特に裏面の脈上には扁平な毛が密生する。単葉で互生し、枝の先端に輪生に集まる。葉先は鋭頭。夏秋葉は、春葉より小型で多くは冬を越す。  


ツバキ科
樹 木 科 名 葉・樹高 特徴など 備 考
ナツツバキ
(夏椿)
ツバキ科 落葉
高木
別名はシャラノキ(娑羅の木)。
成木は樹皮が剥がれ、つるつるで灰白色や赤褐色の大きな斑点になる。
葉はやや厚く葉柄があり互生し、倒卵形または楕円形である。さきは短く尖り、縁には低い鋸歯がある。葉の付け根から柄を出し、大きな白い花を開く。
 
ヒサカキ
(姫榊)
ツバキ科 常緑
小高木
樹皮は灰色で外皮は浅く縦裂する。
葉には短い柄があり互生し、縁は鈍い鋸歯がある。葉の先端は窪んでいて鋭頭。
葉の付け根に小さな白花を束生し、下向きに開く。
 
ユキツバキ
(雪椿)
ツバキ科 常緑
低木
日本海側の雪の多い山地に野生する。雪圧で枝が横に這い、ヤブツバキと比較すると花が小さい、葉柄が短く毛がある、葉は鋭鋸歯で薄く光沢があり細脈まで透けて見えるなどの違いがある。  


バラ科
樹 木 科 名 葉・樹高 特徴など 備 考
アズキナシ
(小豆梨)
バラ科 落葉
高木
葉に規則正しい波状の構造がある。葉には10〜13対の等間隔な側脈があり、別名「はかりのめ」の由来。葉の縁は重鋸歯。
樹皮は小さく縦に割れ目が入る。
枝は紫色を帯び、皮目が目立つ。
ナナカマドの仲間で、春に白い花を咲かせ、秋には赤い小さなアズキほどの果実を付ける。
 
ウワミズザクラ
(上溝桜)
バラ科 落葉
高木
日当たりが良く、やや土壌水分が多い場所によく見られる。花は白い5弁の小花を長さ10pの穂に多数総状につける(総状花序)。葉は長さ6〜9p、幅3〜5pの楕円形で先が急に細くなり、縁には鋸歯がある。葉柄基部に密線。樹皮は横に長い皮目が目立つ。  
オオシマザクラ
(大島桜)
バラ科 落葉
高木
樹皮は暗灰褐色で横に長い皮目が目立つ。
葉は無毛で、托葉(葉の付け根にある葉状や突起状の構造物)がある。葉縁は深く鋭い鋸歯または不整の重鋸歯。緑色の葉が白い花とほぼ同時にでる。
若葉を塩漬けにするとクマリンの芳香を放つようになり、桜餅を包むのに利用。
ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンの雑種。
 
キンキマメザクラ
(近畿豆桜)
バラ科 落葉
小高木
葉は両面に毛を散生し表面には光沢がなく、先端は尾状に尖り、縁は鋸歯の中に鋸歯がある二重鋸歯。葉柄には上面に斜上する毛がある。
小型の花を葉の展開と同時か葉より先に下向きに付け、萼筒(萼片が癒合し、筒型や皿形になった部分)部が細長いのが特徴。
 
モミジイチゴ
(紅葉苺)
バラ科 落葉
低木
別名をキイチゴ。(初夏にオレンジ色の甘酸っぱくて美味しい実がなる)
葉が3〜5裂して、モミジの葉に似ている。
葉腋に下向きに白い花を1つ付ける。
上向きの長い葉柄や茎に棘がある。
 
ヤマザクラ
(山桜)
バラ科 落葉
高木
樹皮は褐色でときに紫色をおび、横長の目立つ皮目が多数平行にできる。新しい枝は赤みが強い。葉は互生し、1.5p程の葉柄あり。葉身は狭楕円形あるいは倒卵形、先は尾状に伸び、基部は円形あるいは広いくさび状で、縁には単または重鋸歯がある。葉の両面とも無毛で、裏面は白色をおびる。柄の上部表面側に1対の赤色の密腺がある。   


ブナ科
樹 木 科 名 葉・樹高 特徴など 備 考
ウラジロガシ
(裏白樫)
ブナ科 常緑
高木
樹皮は灰色でなめらか。
葉はやや薄く、葉の縁は波打っている。小型で鋭い鋸歯があり、名のとおり葉の裏は白く、小さな絹毛が散生しロウ物質を分泌している。開花の翌年にドングリを付ける。
葉や小枝は胆石、腎石、尿路結石症などの民間治療薬に用いられている。
 
クリ
(栗)
ブナ科 落葉
高木
シバグリ。葉縁の針状の突起は緑。   
コナラ
(小楢)
ブナ科 落葉
高木
ドングリの木。標高600m以下の丘陵帯に多い。葉は長楕円型で縁にとがった部分がある。葉柄は1p程度。樹皮には縦に裂け目がある。  
ブナ
(山毛欅)
ブナ科 落葉
高木
山地帯上部に分布。葉は楕円形で、薄くてやや固め、縁は波打っている。葉裏の葉脈上にのみ毛あり。側脈は7〜11対。樹皮は灰白色できめが細かく、よく地衣類などがついて独特の模様に見える。   
ミズナラ
(水楢)
ブナ科 落葉
高木
ドングリの木。標高600m以上の山地帯上部に多い。葉はつやのない緑でコナラよりももっと波打つようなはっきりした鋸歯ががある。葉柄は0.3p程度。  


ミズキ科
樹 木 科 名 葉・樹高 特徴など 備 考
ヒメアオキ
(姫青木)
ミズキ科 常緑
低木
アオキの変種で、北海道・日本海側の多雪地帯に分布。
アオキに比べ葉は小型で厚く光沢がある。鋸歯は浅く鈍い。長楕円形で先端は鈍く尖っている。対生、若葉の葉柄に微毛がある。枝の先ではやや輪生になる。枝は青い。果実は赤く熟する。
花は紫褐色で、付き方は「穂状花序(すいじょうかじょ)」で花軸に柄のない花が多数ついて、家宝についた花から開花する。
 
ミズキ
(水木)
ミズキ科 落葉
高木
陽樹系樹種。葉は側脈が平行に走り、全縁で波状になり葉先は尖っている。大枝は幹に輪生し、放射状に展開するので、階段状の特異な樹型を示す。  
ヤマボウシ
(山法師)
ミズキ科 落葉
高木
葉は下降ぎみに対生し、卵型楕円形で先が尖り赤みを帯びることが多い。側脈は4〜5個で葉の縁に添うように曲がっている。初夏の頃に球形の頭状花序の集合花を咲かせ、4枚の白色の総苞(そうほう:花序の基部にある複数の苞の集合体)に囲まれている。  


モチノキ科
樹 木 科 名 葉・樹高 特徴など 備 考
アオハダ
(青膚)
モチノキ科 落葉
小高木
葉は長枝では互生、短枝では束生し、広卵型で膜質である。葉の縁には浅い鋸歯がある。樹皮は灰白色で薄く、爪で簡単に剥がれ、緑色の内皮が現れる。  
ソヨゴ
(冬青)
モチノキ科 常緑
小高木
葉は単葉で互生。葉身は卵状楕円形。葉の表面は濃緑色で光沢があり、裏面は淡緑色。葉縁は全縁で大きな波状。葉先は尖鋭頭。側脈は不明瞭。果実は球形で赤く熟し、4p程の長い果柄があり垂れ下がる。