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とやま農業未来カレッジとは

次代の富山県農業を担う意欲ある人材を育成します

農業の担い手を幅広く育成するため、新規就農希望者を対象とした「通年研修」、通年研修修了者を対象とした「園芸経営実践コース」、若い農業者を対象とした「農業経営塾」、広く農業者を対象とした「公開講座」を実施しています。

とやま農業未来カレッジ概要

設置年月日
平成27年1月
設置目的
富山県の農業の担い手を育成するため、就農希望者が本県の営農条件に即した農業の基礎知識や実践的技術を体系的に習得できる研修を実施します。
設置主体
及び
運営主体
設置主体
富山県
運営主体
公益社団法人 富山県農林水産公社(富山県からの委託業務)
運営体制
名誉校長
富山県知事
校  長
富山県農林水産部長
職  員
副校長1名
総括指導員1名
主任指導員1名
指導員6名
実習助手1名
専門員1名 (令和7年4月現在)
とやま農業未来カレッジ
とやま農業未来カレッジ
とやま農業未来カレッジ

研修概要

通年研修(1年制)

基本から学ぶ座学講義

作物の生理生態や栽培技術から加工・流通販売、経営管理まで、本県の実情を踏まえた幅広い知識や技術の基本を学習します。

先進農家から学ぶ作物実習

8か所のサテライト農場(県内の先進農家や県研究機関)で、本県の主要作物について、農家や研究員から直接指導を受けながら栽培技術を実習します。

農業に欠かせない機械演習

「スマート農業普及センター」などにおいて、トラクタなどの農業機械の安全操作や整備点検方法の他、スマート農機についても実習します。

園芸経営実践コース(1年制)

就農に備えて模擬経営を行う実践実習

就農開始時の栽培予定品目を選択し、園芸ハウスや露地圃場を活用した実践経営を行います。

先輩農家や市場から学ぶ実地研修

先輩農家や市場へ赴き、自身の栽培技術や生産物における改善点や創意工夫すべき対策を学びます。

高度な知識を学ぶ座学講義

栽培技術や労務管理、マーケティング、気象災害対策など、より専門的な知識を学びます。

就農相談

就農への道はあくまで研修生が自ら考え、カレッジはその活動を支援していきます。

施設紹介

通年研修生が学ぶ「月岡キャンパス」

研修室・露地圃場・図書室などが整っています。研修室では座学講義を、施設正面の露地圃場では基礎園芸や課題解決プロジェクトなどの実習を行います。図書室には自由に閲覧できる専門書を取り揃えています。

園芸経営実践コース研修生が学ぶ「吉岡キャンパス」

研修室・園芸ハウス2棟・露地圃場などが整っています。研修生はこの施設や圃場を活用して野菜や花きの栽培と模擬経営を実践します。また、座学・先輩農家視察・市場研修に取り組むとともに、翌春の就農に向けた経営計画を作成します。

環境制御型園芸ハウス

ICT技術を活用した環境制御型園芸ハウスでは、ミニトマトとイチゴの栽培管理について、講義と実習を行います。

ミニトマト栽培
イチゴ栽培

月岡キャンパス園芸基礎圃場

56aの圃場で、主要な園芸作物の基礎的な栽培管理作業を実習します。また、研修生が作ってみたい作物を試験栽培する課題解決プロジェクトも行います。

吉岡キャンパス園芸経営実践ハウス

2棟の園芸ハウスや18aの露地圃場を活用し、就農開始時の栽培予定品目を育てて販売する模擬経営を実践します。

指導員

カレッジの専任指導員を始め、県の研究員・普及指導員、農業高校教員、先進農家、大学関係者、農業機械・ITC等の専門家などの講師陣が指導します。