先輩の声

「緑の雇用研修」受講生の声

浦田俊吾さん[(一社)moribio 森の暮らし研究所]

『平日木こり週末ヘルパー』
 現在私は、富山市から利賀村に生活の場を移してまもなく3年を迎えようとしています。 平日は利賀村で林業に従事する傍ら、週末になると山を下りて富山市へ、利賀村移住前から勤めていた介護施設で介護士として、二足の草鞋を履いて過ごす日々を送っています。林業では毎日のように体はバキバキ15時にはバテバテそんな私ですが、この2年間でひと通りの作業に触れることができたりライバルもできました。技術も体力もまだまだ半人前ですが、最近はヤル気がイコールで充実に繋がることを実感して面白く感じています。
 介護施設では入浴介助からレクレーションなどをこなしながら長年馴染みの利用者から「今週も山から下りてきたか!」「ヒゲのあんちゃん山の話聞かせてよ~」と声がかかると私もついつい時間を忘れて、山だけでなく林業や村での暮らしのことまで得意げに語ってしまいます。 
そんな環境の違う2つの職種だからこそ良い気分転換になっていると感じています。また、そんな私のスタイルに双方の会社、上司、同僚らも理解を示してくれて働きやすい環境を用意してくれていることを大変感謝しています。
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