荒俣龍太さん[婦負森林組合]
私は現在、森林組合の職員として森林整備の仕事をしています。職員として働き始めてからはまだ日が浅く、毎日が初めて経験することの連続です。そうした中で、フォレストワーカーでの研修を通して林業に関する基礎的な知識は勿論、現場での伐木作業などを実際に経験することで普段の業務では経験できない多くのことを学ばせていただいています。
フォレストワーカーでの研修では机上の講習だけではなく、実際に現場へ出ての実習も多く様々な林業機械に触れ、実技研修を実施しています。そのため普段、事務所内での作業が多い私にとって現場での仕事を体験することができるのは、業務を行う上で一連の流れを把握する事ができ、広い視野を持って業務に取り組むことができています。また、研修では林業事業体としての在り方や経営運営の仕組みなどについても広く学び、10年後・20年後の林業の姿を見据えながら仕事を行っています。これ等の研修を通して、より一層の知識と経験を蓄え、これからの富山をはじめ日本の林業を支えていける一助となれればと思います。