金谷 和樹さん[細木建設株式会社]
林業の仕事に携わって3年が経ちます。山の仕事は危険がつきものですし、何と言っても体力が求められる仕事だと感じています。
斜面のきつい山で大きな木を伐倒するときは、常に緊張と隣り合わせです。まず伐倒方向を決め、上を眺めて木の重心・枝振りを確認して受け口を作ります。木の真下を見ると10mぐらい下に林道があり、木が落ちないように気を付けます。追い口を入れ、つるを意識し、思った通りに倒れた時は今でもホッとします。
この林業という仕事は、最初に思っていたのと実際やるのでは全く違いました。状況や木の種類によって伐倒の仕方やチェーンソーの目立て角度が違うなど、100%の正解があるとは限りません。だからこそ奥深い仕事だと感じています。
4月からは、緑の雇用3年生になります。技術・知識・度胸共に、まだまだ未熟ですが、会社の先輩方に少しでも近づけるように、安全第一を心掛けて頑張りたいと思います。