先輩就農者の声
先輩就農者の声
農業は奧の深いところがある。やってみたいならやれば良い。
経営の概要は?
水稲が飼料米を含み26ha、大麦10ha、大豆8ha、そば7ha、ブロッコリー10aほどです。麦跡農地の有効活用により収益の向上を図っています。
就農のきっかけ、就農までの経緯、就農の際の準備は?
解体工をしていましたが、5月の連休に突然父に言われて農作業を手伝ったことがきっかけでそのまま手伝うことになりました。その後祖父が亡くなったことや家庭ができたこともあり就農を決意しました。
父に教えてもらいながら農業を始め、「見て覚えろ」、「考えて動け」など言われ怒られ、初めは失敗だらけでした。それを繰り返し7~8年は辛抱しました。でも今振り返れば怒られて良かったと思います。
就農後の感想は?
作業があまりなく、もっと暇だと思っていましたが、実際はやることが多くて忙しいでした。
他の農業者から励まされ、地権者からお礼が言われると嬉しかった。また、米などは1年に1回しか作れないので貴重だと思うようになりました。当たり前に食べられると思っていた食品に対する考えは変わりました。
現在の仕事の内容、モットー、これからの目標は?
管理作業については、水管理などは父、機械作業のオペレーターは主に自分と弟でやっています。これからは、田んぼはそれぞれ条件が違うので、みんなが同じように的確に管理できるようにしたいと思っています。
また、機械施設はよりきれいに清掃・洗浄するよう心掛けていますし、田んぼの畦の管理はもっとしっかりしていきたいと思っています。
これから就農する(就農を考えている)方へのメッセージ・アドバイスをお願いします。
農業は普通の会社とは違い奥の深いところがあります。やってみないとわからないことも多いので、やってみたいならやればいいと思います。
自分は農業に全く興味がなかったので、興味を持って就農する人はすごいと思う反面、興味がない人もすごく興味が持てる分野だと思います。