経営の概要は？

ミニトマトと中玉トマトをハウス６棟、3,000㎡で水耕栽培しています。ハウスの環境制御、自動化、モーツァルト音響栽培などが特徴です。

就農のきっかけ、就農までの経緯、就農の際の準備は？

中学生の頃、農業に興味があったので農業高校に進学しました。自営したいと思っていましたが、もう少し勉強しようと思い、トマトが好きでトマトの専攻科があった栃木県の農業者大学校に進学しました。
　卒業後に自営も考えていましたが、難しいとわかってきたので、どこかで研修しようと思いました。富山県でトマトだけやっている農家は少なく、ここしかないと思い森田農園に採用をお願いし、３ヶ月の研修後に就職できました。

就農後の感想は？

大学校では土耕栽培を勉強してきたので水耕の勉強が大変でした。栃木県ではトマト農家でアルバイトをしていたので仕事の大変さはわかっていたし、何よりトマト専業農家に就職できて嬉しかった。
　直売所では接客もしており、「美味しかったからまた買いに来た」、「甘い・トマトの味がしっかりでている」などと言われると嬉しいですね。

現在の仕事の内容、モットー、これからの目標は？

種まき、育苗から生育管理まで任されています。「この温度では暑いのかな」などトマト目線で考えて栽培管理をしています。社長が熱心で生育調査しながら環境制御の方法を改善しています。私も社長と同じ考えで管理できるよう心掛けています。
　これからは、害虫、機械の扱いなども含めてトマトをもっとわかるようになりたいし、人にしっかり教えるのは難しいと感じたこともあり、さらに勉強したいと思います。

これから就農する（就農を考えている）方へのメッセージ・アドバイスをお願いします。

農業、作物が好きだけではやれないと思っていますが、好きなものを作っていきたいと思う気持ちは大事だと思います。そういう気持ちを大事にして農業をやってほしいと思います。