先輩就農者の声

先輩就農者の声

農業は大変ですが、やりがいと達成感がある仕事です!

経営の概要(作目、経営面積、特徴、セールスポイント)

 経営面積は、水稲130ha、大麦20ha、大豆30ha、白ネギ1ha、大根・白菜0.2haで、加工品として「ニシンの糀漬け」、「豆腐」も生産・販売しています。

就農のきっかけ(就農前の職業)、就農までの経緯、就農の際の準備

 就農前は、金沢でトラック販売の営業マンで、実家も非農家なので農業とは無縁でした。就農のきっかけは、現在の社長と地域の祭りを通じて顔見知りだったことから、飲み会の席で話をする機会があり、その後、プライベートで仕事の相談をしたときに今の職場に誘われました。その時にはすぐに返事をしなかったのですが、それ以降も気にかけていただいたので、思い切って就職することにしました。何しろ農業はまったくの素人でしたので不安でいっぱいでした。

就農後の感想(思い・イメージの変化、印象深かったこと、良かったこと、嬉しかったこと)

 農業に対するイメージはおじいちゃん、おばあちゃんの高齢者がするものと思っていましたが、実際に就農してみると社長も若いし、従業員も若い人ばかりで、農業は若い人がやっても良い職業だとその時は思いました。
 入社して6年目ですが、担当しているトラクターの代掻作業で上手く均平に仕上がったときや、全ての田植作業が終了した時には嬉しさと達成感があります。

現在の仕事の内容、モットー(心がけている事柄)、これからの目標(新たに取り組んでみたいこと等)

 会社ではトラクター作業を任されていますが、ここ数年の物価高により農業機械本体や部品も高価になっています。故障すると作業計画がくるい、最悪の場合は収量・品質にも影響することもあります。このため、作業中にエンジンや足回りなどから異常音がしないか、変な臭いがしないか常に気にかけながら操作し、故障を未然に防ぐよう心掛けています。
 今後は、経験を積み、より丁寧で効率の良い作業ができるようになりたいです。
 また、先輩からは「機械が故障したときの原因を早く発見し、その箇所だけなのか他にも連動していないか常に意識しなさい」と指導を受けており、機械の特性なども理解したいと思っています。

これから就農する(就農を考えている)方へのメッセージ・アドバイス

 農作業は身体のしんどい時もあり、また、作物を育てるには天候や時間にも左右されますが、自分の栽培した農産物を買ってもらえることは認めてもらえたことなので、とても嬉しくなります。
 収穫した時のやりがいと達成感は農業でしか味わえないことです。一緒に頑張りましょう!

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