先輩就農者の声
先輩就農者の声
夢を追うのは大事なこと!でも、
現実をしっかり見るのはもっと大事なこと!!
経営の概要(作目、経営面積、特徴、セールスポイント)
ブドウ61a、キウイフルーツ他1aを栽培し、全量をブドウ園前の直売所で販売しています。また、一部品種(シャインマスカット、ブラックビート)は観光農園として摘み取り体験も行っています。労働力は私と夫の2人と、臨時雇用5~10人で頑張っています。
土づくりにこだわった栽培に心がけ、化学肥料は使用せず、ライ麦を緑肥として活用するなど、草生栽培に取り組んでいます。
就農のきっかけ(就農前の職業)、就農までの経緯、就農の際の準備
H23年に御囲家に嫁いだことが就農のきっかけです。以前から、野菜作りなど農業に興味がありましたが、就農当初は水稲作業の手伝いが主でした。結婚翌年に、夫が水田にブドウを植栽し、その後、徐々に栽培面積を拡大し、現在では水稲からブドウに品目転換しています。ブドウ栽培の経験はなかったのですが、夫からいろいろと教わりながら栽培に携わることで、少しずつポイントもわかってきました。また、SNSを活用し、栽培の様子の発信や、他の農家さんとの情報共有もしています。ブドウの収穫期を迎える頃になると直売所の営業開始を発信して当農園(ボッサファーム)を知ってもらうことが大事だと思い、SNSについても勉強しました。
就農後の感想(思い・イメージの変化、印象深かったこと、良かったこと、嬉しかったこと)
ブドウを見ていると癒されます。ブドウの木の下で緑に囲まれ、春夏秋冬を肌で感じながら作業をしていると気持ちも落ち着きます。ブドウは品種によって、色や形、粒の大きさ、香りなどいろいろな違いがあり、見ていて楽しくなります。就農前は工場勤務でのストレスから食生活が乱れ体重も増えたりしましたが、農業を始めてからは、生活のリズムも良くなり、夏場の繁忙期でも体調が良く元気でいられます。
現在の仕事の内容、モットー、これからの目標
「顧客満足」をモットーに、販売の際にはお客様との会話を大切にし、お客様の求める品種を導入しています。また、お客様に楽しんでもらえるよう品種ごとに特徴など工夫しながら説明しています。日頃から、お客様との信用が何よりも大事と考え、一人ひとりに対し、予約注文時や納品時に品種・数量などのミスがないよう心がけています。
これから就農する方へのメッセージ・アドバイス
農業を始めるにあたって、夢を追うことは大事なことですが、現実をしっかりと見ることの方が大事です。うちのブドウ園は栽培面積を増やしていますが、一気に拡大したのではなく、自分たちの能力(収益、顧客数など)に見合った投資を行ってきました。現実をしっかりと見つめ、石橋をたたきながら次の経営を展開しています。
夢を追って、最初から手広く栽培を始めても、顧客の確保ができていなければリスクが大きすぎますので。
