保全活動地区紹介
黒部市 池尻(いけじり)
遊休農地を活用した山菜栽培・地域活性化
(山菜加工品等の開発と販売促進の研究)
- 市町村名
- 黒部市
- 地域振興立法指定状況
- 山村振興、特定農山村
- 地区名
- 池尻地区
- 集落活動の団体名と代表者名
- 布施谷ふるさと活性化委員会 会長 谷口俊政
- 集落数
- 2集落
- 農家戸数
- 29戸
- 水田面積
- 約33ha
- 地区の標高
- 200m
- 水源
- 布施川、田籾川
- 営農方式
- 布施谷営農組合
- 地区の現況
- 本地区は市の東部に位置し、二級河川布施川に沿った中山間地にある田籾集落を含めた地区である。農地の過半が著しい急傾斜農地であり、先人の土地改良への努力により美しい棚田風景を伴う優良米産地を形成している。
一方、農業従事者の高齢化や後継者問題の深刻化と相俟って農地荒廃が懸念されている。 - 地区の活動状況
- 本地区では、中山間の特色を活かした地域興し活動が活発に行われてきているが、今後は地元山菜等を活用した農産加工品等の開発・販売を通して農家所得の向上及び農地の維持、交流の促進を図るため、布施谷ふるさと活性化委員会が中心となり、関係機関と連携を図りながら、遊休農地を活用した山菜の栽培等に取り組んでいる。