保全活動地区紹介

南砺市(旧福光町) 小又(おまた)

「みんなでやってみんまいけ!」
小学生から一般者との交流活動の展開

親子で参加
親子で参加

さつまいも堀り体験
さつまいも掘り体験

市町村名
南砺市(旧福光町)
地域振興立法指定状況
山村振興、特定農山村
地区名
小又
集落活動の団体名と代表者名
福光町棚田保全委員会 廣川 幸八郎
集落数
28集落
農家戸数
18
水田面積
21.6ha
地区の標高
200m~300m
水源
西部山麓用水
営農方式
集落営農
地区の現況
 当地区の地域は地区全体が傾斜地にあり、高齢化率も高く放棄田も増えてきているところであるが、近年整備した「南蟹谷地区総合交流ターミナル施設」があり、また金沢市に隣接するという地理的優位性から、都市と農村の交流の場とし最適な位置にある。
 今回の保全活動の実施により、地域の農業意識の高まりや活性化が見込まれる。
地区の活動状況
 平成14年度より始めた小又地区の活動は、「みんなでやってみんまいけ!」 をキャッチフレーズに「ぬく森の郷」そばの棚田で、さつまいも掘り体験を開催しています。
 平成14年度には砂子谷保育園園児、一般参加者を含め150名程度だった参加者も平成15年度には西部小学校児童、一般参加者を含め300名と年々盛況になってきています。
 活動3年目の平成16年度は9月28日に西部小学校児童40名あまり、10月10日には親子連れを中心とした一般参加者200名あまりが参加しました。参加者は土から少し顔を出しているいもを見つけては次々と掘り出し、歓声を上げていました。
 これからも大地の恵みに感謝し、集落が一体となって棚田の保全や地域の活性化に取り組む決意を新たにしました。