保全活動地区紹介

魚津市 松倉(まつくら)

棚田の農業をみんなでやろう
中山間地域の活性化をみんなで考えよう「中山間地フォーラム」

松倉もちより市
松倉もちより市

田植え
田植え

市町村名
魚津市
地域振興立法指定状況
山村振興、特定農山村
地区名
松倉、坪野
集落活動の団体名と代表者名
松倉地区中山間地域連絡協議会  代表者 河﨑 直道
集落数
9集落
農家戸数
156戸
水田面積
167ha
地区の標高
30m~300m
水源
角川、富川、角川ダム等
営農方式
個別営農であるが、営農組合による水稲の作業受託が活発
地区の現況
 松倉地区は、魚津市の西部に位置し、早月川・角川水系に属する。 農業は、水稲中心であるが、担い手不足と高齢化が進んでおり、集落営農の取り組みや園芸作物を加えた複合経営化を図っている。
 また、当地区にはゴルフ場や温泉旅館がある他、県指定文化財「松倉城 跡」や「北山城跡」など戦国時代の史跡を活用した「戦国のろし祭り」を 毎年開催し、都市住民との交流も積極的に行っている。 平成15年2月に「松倉地区中山間地域連絡協議会」を設立し、新たな 地域おこしや担い手育成に取り組んでいる。
地区の活動状況
 地区に松倉小学校があり、稲作やさつまいもづくりなど、小学生の農業体験と地区住民全体による収穫を祝う行事の取り組みを活発に行っている。
 毎年5月に、「戦国のろしまつり」を開催しており、都市住民との交流や伝統文化の保存に力を入れている。 平成16年度から中山間地域の活性化策を模索することを目的として、参加者を広く募集し、「中山間地フォーラム」を開催している。
 このほか「松倉もちより市」を、広域農道沿いに販売所を設置して実施している。地域の農産物を通じて、地産地消を推進している。